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呼吸器・循環器科ナビ循環器科で診てもらう病気【1】 > 不整脈

不整脈

不整脈の画像

心電図の検査でよく“不整脈”という病名を聞くことがあります。私たちの心臓は健康な時には常に規則正しいリズムでもって収縮して、全身に酸素や栄養素を補給した新鮮な血液を送り出していますが、何かが原因となってこの収縮のリズムが乱れることがあります。これを“不整脈”と言い、動悸や脈とび、ふらつき、めまい、胸痛、さらには意識が遠くなるような重い症状をもつ人もいます。

ところで心臓の上部には“洞結節”というのがあって、実はここでは電気のようなものが作られているのです。これが“伝道路”というところに伝わって心臓の筋肉が刺激されることによって心臓は収縮運動を行っているのですが、この電気の流れが乱れると不整脈となってしまいます。

“洞結節”についてもう少し詳しく見てみると、この器官は心臓の右心房付近にあってペースメーカーの役目を果たし、ここで発生した1分間に60回~70回の一定のリズムを心房や心室内にある電線のような性質をもつ伝導路を使って電気のように流して心臓の筋肉に伝え、指示した通りの拍動を行わせています。

では、この刺激伝導系が乱れて“不整脈”が起こるのはどうしてなのでしょうか。これには色々な原因があって、まず1つ目には“加齢”が挙げられますが、中年以上の年齢になると誰でも毎日1個~2個の不整脈があるもので、これが年をとるごとに更に増えてくるようになるのだそうです。

2つ目は、ストレスや過労、睡眠不足、不規則な食事、たばこ、飲酒などといった生活習慣です。私たちの体の働きの殆どは自分の意思ではなく自律神経によってコントロールされていますが、精神的ストレスや身体的ストレスが溜まると交感神経が優位になった状態が続き、全身の筋肉も緊張して体の各器官も大きな負担を強いられることになります。

3つ目は不整脈の半数以上を占めている心臓の病気で、心筋梗塞などの心臓の病気をもっている人に不整脈が起こった場合は、より深刻な心室細動という不整脈に移行することもあるので注意が必要です。この他にも不整脈は、高血圧や肺の病気、甲状腺の病気が原因となって起こることもあります。

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