トップ 呼吸器・循環器科ナビについて 相互リンク お問い合わせ 無料掲載について サイトマップ

呼吸器・循環器科ナビ呼吸器科で診てもらう病気【2】 > 過換気症候群

過換気症候群

過換気症候群の画像

“過換気症候群”とは、“パニック障害”などの患者に見られるもので精神的な不安によって呼吸が深くて速く過剰になって体に必要な二酸化炭素の量が減り、血液の水素イオン濃度が正常域よりも高くてアルカリに傾く“アルカローシス”という状態になることで発症する病気です。これは精神面での障害が原因となっているために、呼吸器自体に異常がない場合には心療内科を勧められることも多く、患者は10代後半や60代の人まで幅広い年代にわたっていますが、特に精神的にもデリケートで不安定な20才~30才の若い女性層が多いようです。

さらに、几帳面で神経質、心配性などといった性格の人が発症しやすいと言われますが、遺伝的要素も関与していると考えられているために単に精神面をケアするといった単純な方法では解決できないことが殆どです。

また100人中2人~3人に発症することから決して珍しい病気ではありませんが、発作が起こると息が荒くなって動悸、めまいなどが起こり、さらに胸部の圧迫感や痛み、手足の指先や口の周りのしびれなどを感じ、意識がもうろうとなったり人によっては死の恐怖を感じるほどの苦しみを感じるとも言われています。

では、次にこのような過呼吸が起こるしくみを見てみることにしましょう。呼吸運動は脳の“呼吸中枢”から出された指令に従って行われているのですが、この部分がストレスによって刺激を受けると体は酸素が不足していると間違った判断をして、私たちにさらに深くて激しい呼吸をさせます。すると二酸化炭素が減り過ぎてさらに呼吸が乱れ、さまざまな症状が出てくるのです。

呼吸を意識的にゆっくりと行って速くなった呼吸を元に戻せば、発作は30分から1時間程度で自然におさまってきますが、不安な場合には医師に頓服の精神安定剤を処方してもらって、お守り代わりにもっておくのも良いかもしれません。

このような“過換気症候群”が精神的なものが原因となっている場合にはこのようにして二酸化炭素の量が元に戻ればおさまりますが、まれに心臓病や気胸などの病気が原因で“過換気症候群”に似た症状が出ることもあるので、必ず医師の診断を受けておくようにしましょう。

呼吸器・循環器科ナビのおすすめ業者一覧はこちら。

今日のお勧め記事 ⇒ 大動脈瘤・下肢静脈瘤

“大動脈”は心臓の左心室から出て頭部に向かい、さらに弓状のカーブを描いて胸部の左後ろを下に向かって走っている直径2~3cmある最大の動脈で、これが血液循環の大元となっています。“大動脈瘤”というのは、大動脈内の一部や複数部がこぶのように膨らんでできたもので、こぶの“壁の構造”、“形状”などによって分類することができます。 まず血管の壁というのは、内膜、中膜、外膜の3つの層からできていますが、こぶの“壁の構造”で“大動脈瘤”を分類すると、動脈がそのまま膨らんだ状態でこぶの壁に

呼吸器・循環器科ナビについて

当サイトに掲載されている店舗情報、営業時間、などは、記事執筆時の情報です。最新情報はオフィシャルサイトにて確認していただければと思います。